ハナコレクションは、4種類のグレードから構成されています。豊富な配色パターンや耐久性が高いなどの特徴があり、2011年以降現在までロングセラーを続けている人気のある塗料です。
このページでは、ハナコレクションの特徴、4種類のグレード、施工単価を耐久年数について紹介しています。
ハナコレクションは、日本ペイントから発売されている塗料で、水性1液シリコン、弱溶剤1液シリコン、弱溶剤2液シリコン、弱溶剤2液フッ素塗料の4つのグレードがあります。
花から生まれたカラーテーマと豊富な配色パターンで、自然の色彩を表現することができます。
カラーテーマは、ホワイト、イエロー、オレンジ、レッド、マゼンタ、ヴァイオレット、ブルー、グリーンの8色があり、カラーテーマを元に選べる色は、146色あります。
日本ペイントは、住宅塗替え塗装における色彩選定の個人資格である「ハナコレマイスター」を主催しています。講座と試験によって、ハナコレクションの知識を有している職人に付与されます。
ハナコレクションは、2011年の販売されて以来、ロングセラーで人気のある塗料なので、多くの施工実績があります。
通常の塗料は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りですが、ハナコレクションは、通常の3回塗りに加えて、オーバーコートを施すので、4回塗りの施工になります。
この工法を「ハナコレ工法」と呼ばれており、特定の塗料で4回塗りを施します。工程が1回増えるので、施工単価は高くなりますが、高耐久の塗膜を形成することができます。
ハナコレクションのオーバーコートは、親水性が非常に高い塗膜を形成します。親水性が高いことで、汚れと塗膜の間に雨水が入り込んで、汚れを流します。
そのため、外壁が汚れづらく、塗膜の劣化を抑えることができます。
水性1液シリコン樹脂塗料で、防カビと防藻効果があり、施工時にバラの香りがします。
弱溶剤1液シリコン塗料で、防カビと防藻効果があり、乾燥が早く作業性の高い特徴があります。
弱溶剤2液シリコン塗料で、耐候性と防汚性に優れた特徴があります。
弱溶剤2液フッ素塗料で、ハナコレクションの中で最も耐久性と耐候性に優れています。
ハナコレクション500コートは、無機のコーティング剤で、各グレードの上塗りの上から施工します。
塗料名 | グレード | 耐久年数 | 単価(m2) |
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ハナコレクション100水性 | 水性1液シリコン樹脂塗料 | 7年~13年 | 2,000~2,600円 |
ハナコレクション100ファイン | 弱溶剤1液シリコン塗料 | 7年~13年 | 2,000~2,600円 |
ハナコレクション200UVファイン | 弱溶剤2液シリコン塗料 | 7年~13年 | 2,000~2,600円 |
ハナコレクション300UVファイン | 弱溶剤2液フッ素塗料 | 10年~15年 | 3,000~3,800円 |
ハナコレクション500コート | 無機 | 1,180円(1回塗り) |
ハナコレクションは、日本ペイントから発売されている塗料で、水性1液シリコン、弱溶剤1液シリコン、弱溶剤2液シリコン、フッ素の4種類があります。
2011年から現在まで発売されており、実績が豊富でハナコレマイスターやハナコレ工法など独自の制度や、バラの香りがする塗料など、ハナコレクション独自の特徴があります。