窓枠(サッシ)のリフォーム料金と注意点

窓枠(サッシ)は、10年~15年程で変色やひび割れなどの劣化症状が現れるようになります。そのような劣化の進行を抑えたり、使い勝手を良くしたいときはリフォームを検討しましょう。

このページでは窓枠(サッシ)のリフォーム方法や費用、注意点などについて紹介します。

窓枠(サッシ)のリフォーム方法と料金

窓枠(サッシ)の交換


既存の窓枠(サッシ)を新しいものに交換する方法です。費用の相場は20万円~50万円ほどで、サイズや材質によって異なります。

また、壁を取り壊さずに交換できる場合は比較的安くなりますが、既存の窓枠(サッシ)のと異なるサイズのもに交換する場合は、壁を取り壊してサイズを合わせる必要があるため高額になります。


カバー工法


カバー工法とは既存の窓枠(サッシ)の上から新しいものを被せて取り付ける方法で、壁に穴を開けたり、傷つけずにリフォームできます。

ただ、カバー工法の場合、窓枠(サッシ)を被せるため厚みが出て、ガラス部分の面積が狭くなってしまいます。費用は10万円~30万円程が相場になり。サイズや材質なのによって変動します。


窓枠(サッシ)の塗装


既存の窓枠(サッシ)を塗装する方法は、交換やカバー工法よりも費用を抑えることができるため、安くリフォームしたい方にオススメです。

費用の相場は4万円~6万円ほどで、軽度な劣化であれば塗装で綺麗にすることが可能です。


窓枠(サッシ)の種類

樹脂サッシ

樹脂サッシとは、主に塩化ビニル樹脂を材料としたサッシで、熱伝導率が低く断熱性に優れているのが特徴です。

断熱性が高いと結露が発生しにくくなるため、結果的にカビやダニの繁殖を抑えることにも繋がり、さらに樹脂は腐食が起こりにくく、加工もしやすいというメリットもあります。

ただ樹脂サッシは厚みを出して強度を上げるため、商品によってはサッシ自体が太くなることがあります。

木製サッシ

木製サッシは高い断熱性と温かい風合いが特徴で、どんな空間にも馴染みやすくデザイン性もあります。また、最近では気密性や水密性を向上させた商品や、防火認定を取得した商品なども発売されています。

デメリットとしては耐候性に劣るため、定期的なメンテナンスが必要になる点です。長い期間メンテナンスを行わずにしておくと、雨水が入り込んだり、サッシそのものが腐食してしまいます。

アルミサッシ

アルミサッシは強度もあり、防火性や耐候性に優れたサッシです。さらに軽量で加工もしやすく、安価なのが特徴です。

しかし、耐久性には優れていますが、熱伝導率が高く断熱性が劣ってしまいます。特に冬場は結露が発生したり、サッシが冷えてしまい室内の温度を保つことが難しくなります。

複合サッシ

複合サッシとは異なる材質を組み合わせたサッシで「アルミ樹脂サッシ」や「アルミ木製サッシ」があります。

それぞれの材質の特徴を生かし、外側にはアルミを使用して耐久性や耐候性を持たせ、室内側には樹脂や木製を使用して断熱性を高める目的があります。

アルミサッシは塗装できない?


ひと昔前まではアルミサッシを塗装するのは一般的ではありませんでしたが、最近では塗料自体も進化しており、アルミ専用の塗料も発売されるようになりました。

塗装をする際は高圧洗浄でしっかりと汚れを落とし、サビが発生している場合はサンドペーパーなどで除去します。塗料は専用のものを使用することで、密着性を高めることができます。

注意点として、アルミは塗装が剥がれやすいため、中にはアルミの塗装はしない業者もいます。アルミサッシの塗装を希望する際は、業者に確認しておくようにしましょう。


マンションの窓枠(サッシ)リフォームの注意点


マンションの窓枠(サッシ)は「共用部分」とされているため、個人で勝手に交換したり色を変えることはできません。

リフォームする場合は、壁や既存の窓枠(サッシ)を取り壊さずに、上から新しいものを被せるカバー工法で対処するのが一般的です。

また、マンションによっては室内側は「専用部分」とされていることがあるため、室内側だけ塗装できる場合もあります。まずはマンションの管理規約を見て、リフォームが可能なのかを確認しましょう。


まとめ

窓枠(サッシ)のリフォーム方法には、交換、カバー工法、塗装の3種類あり、予算や目的に合わせてリフォームすることができます。

また、サッシの種類も4種類あり、メリット、デメリットもそれぞれ異なるため、環境やデザインに合わせたものを選ぶことが重要です。

窓枠(サッシ)は劣化が進むと水が侵入したり、建付けが悪くなってしまうので、定期的に状態を確認しておくのが良いでしょう。

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