オスモは、1899年にドイツで生まれた木製品メーカーです。
同社の代表的な塗料は、オスモカラーシリーズで、木材や木工のプロの立場から開発されました。日本では、オスモ&エーデル株式会社の前身である日本オスモが1990年に輸入販売を開始しています。
オスモカラーの主な原料は、植物油(ひまわり油や大豆油など)と植物ワックス(カルナバワックスやカンデリラワックスなど)で、それらを高品質に精製して毒性の部分を排除して使用しています。
また、シンナーなど有害な成分がある原料を使用していません。溶剤は、薬用アルコールと同じ基準まで有害な成分を取り除いたミネラルオイルを使用して、顔料は、食品と同じ基準の安全性があるものを使用しています。
そのため、人体や動植物に無公害で、実際に、様々な試験によってドイツや日本の安全基準値を上回っています。
安全性が実証されているので、赤ちゃんのおもちゃにも使用されています。
塗料は、主剤が多いほど広範囲に塗装が可能で、深く浸透させることができます。通常の塗料は、全体に対して主剤が15%~25%程度の割合に対して、オスモカラーは、全体に対して主剤が55%含まれています。
そのため、オスモカラーは、通常の塗料より2倍~3倍程度の面積を塗装することができます。
自然塗料では唯一、国交省の品質試験に合格しています。そのため、官公庁や公共施設で多く採用されています。
撥水性に優れているため、水を弾く性質があります。また、深く浸透しているので、塗膜の剥がれや膨れなどの施工不良が発生しません。
オスモフロアクリアーは、室内のフローリング用塗料です。
通常のクリアー塗料は、透明な膜で覆うの対して、オスモフロアクリアーは、木材に深く浸透するので、木の呼吸を妨げることがなく風合いもそのまま残ります。
施工単価は1,300円程度で、メンテナンスは、2年~3年程度で上塗りを重ねて施工します。
ウッドステインプロテクターは、外装用の塗料です。顔料の密度が高く、深くまで浸透するので、通常の合成樹脂塗料と同等の耐久性があります。
施工単価は、1,900円程度(2回塗り)で、メンテナンスは、4年~6年程度で上塗りを重ねて施工します。