ハイドロテクトカラーコートは、2017年6月26日で製造と販売が中止されている塗料です。外壁用の塗料で、ECO-EX、ECO-SP、ECO-HGの3種類が販売されていました。
このページでは、ハイドロテクトカラーコートの特徴、単価と耐久年数を紹介しています。
ハイドロテクトカラーコートは、TOTOエクセラ株式会社が販売していた光触媒塗料で、2017年6月26日で製造を停止しており、現在は販売されていません。
セルフクリーニングと空気浄化機能が付随しており、汚れが付くづらく周囲の空気を浄化する効果があります。
セルフクリーニングは、酸化チタンと日光で汚れを分解する機能です。
顔料に含まれる酸化チタンが太陽光と反応して活性酸素が発生し、汚れが落ちやすい状態を作り、雨が当たることで汚れを流れ落とすことができます。但し、雨が当たらない部分は汚れが落ちないので注意が必要です。
また、防カビと防藻機能があるので、カビと藻が生えづらい特徴があります。
活性酸素は、汚染物質の窒素酸化物を酸化させて硝酸イオンに変える作用があり、汚染物質が無くなるので、空気がキレイになります。
遮熱は、太陽光の熱を反射して塗装面の温度上昇を防ぐ性能です。塗装面の温度が上昇しにくいので、室内の温度も上昇しづらくなります。
白色顔料の酸化チタンが含まれるので、濃い色を調色することはできません。
塗料名 | グレード | 耐久年数 | 単価(m2) |
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ECO-EX | 光触媒 | 15~20年 | 4,500~5,000円 |
ECO-SP | 光触媒 | 10~15年 | 3,800~4,300円 |
ECO-HGコートF | 光触媒 | 未発表 | 2,600~3,400円 |
ハイドロテクトカラーコートは、TOTOエクセラ株式会社が販売していた光触媒塗料で、セルフクリーニング機能や空気浄化作用が特徴ですが、現在は販売されていません。