ALCパネルの特徴と塗装料金

ALCパネルは、軽くて耐久性が高い特徴があるので、戸建てだけはなく、マンションや工場にも用いられる優れた建材です。但し、水に弱いので、定期的な塗装が必要です。

このページでは、ALCパネルの特徴、メリットとデメリット、サイディングの違い、劣化症状、塗装料金について紹介しています。

ALCパネルの特徴

ALCパネルは、鉄筋が入った型枠に珪石やセメントなどの原料を入れて、高温の水蒸気で強い圧力をかけて製造されます。

軽量気泡コンクリートと呼ばれる建材で、軽石のような見た目で、表面に気泡の穴がたくさん空いています。

代表的な商品

国内で製造している主なALCパネルは、ヘーベル(旭化成建材)、シボレックス(住友金属鉱山シポレックス)、クリオン(クリオン)の3種類になります。

2種類の厚さがある

ALCパネルは、薄形と厚形パネルの2種類があります。

薄形パネルは、3mm~75mmの厚さで、木造や鉄筋の戸建てで採用されます。厚形パネルは、75mm以上の厚さで、鉄筋コンクリートの耐火建築物で採用されます。

目地がある

ALCパネル同士を繋げて外壁を形成するため、つなぎ目の目地が生じます。目地に水が浸入するのを防ぐために、シーリングを施します。

ALCパネルのシェア

ALCパネルのシェアは、数パーセントです。外壁材の主流は窯業サイディングで、約8割のシェアがあります。

ALCパネルのメリット

耐久性が高い

木材やパルプ材などの有機物が含まれていないので、熱や乾燥に強く、ヒビ割れや反りが起こりにくい特徴があります。

そのため、耐久性が非常に高く、適切なメンテナンスを行えば、50年以上の耐久年数があります。

地震に強い

内部に気泡があるため、非常に軽い建材です。そのため、地震で揺れても影響を受けづらい特徴があります。

耐火性に優れている

珪石やセメントなど無機質が原料なので、耐火性に優れており、国土交通大臣から耐火構造材に認定されいます。また、万が一、延焼しても煙や有毒物質が出ない特徴があります。

断熱性能が高い

内部の気泡が空気の層を作るため、断熱性能が高い特徴があります。そのため、室内は外気温の影響を受けづらく、光熱費を抑えることができます。

遮音性が高い

内部の気泡があるので、音を遮断します。そのため、遮音性に優れています。

ALCパネルのデメリット

価格が高い

ALCパネルは、現在主流の窯業系サイディングよりも施工単価が高いです。

ALCパネルの施工単価は、1平米当たり6,000~7,000円程度が相場で、現在主流の窯業系サイディング施工単価は、1平米当たり3,000~5,000円程度が相場です。

吸水性が高い

ALCパネルは、細かい気泡があるので、毛細管現象によって水を吸いやすい特徴があります。そのため、塗装で防水性を補う必要があります。

ALCパネルとサイディングの違い

ALCパネルは、軽量気泡コンクリートが原料で、サイディングは、セメントなど原料です。

ALCパネルの方が厚みがあり、耐久年数や耐震性、断熱や遮音性が優れていますが、価格が高くデザインのバリエーションが少ないです。

ALCパネルの劣化症状

症状は、防水機能が失われている可能性があるので、補修や塗り替えが必要です。

また、目地のシールリングの、ヒビ割れや隙間がある場合は、水が浸入する可能性があるので補修が必要です。

ALCパネルの塗装料金

塗装料金は、使用する塗料のグレードによって大きく変わります。

一般的な30坪程度の住宅で外壁の塗装とシーリングの補修を行う場合、シリコン塗料で90万円前後、フッ素塗料で100万円前後が相場になります。

弾性塗料は不向き?

ALCパネルは、断熱性が高いので、夏場は表面温度が60度以上になることがあり、内部の湿気が蒸発しやすくなります。

そのため、高弾性の塗料を使用した場合、塗膜の膨張や剥がれが生じる可能性があります。但し、微弾性フィラーなどは、弾性が高くないので問題ありません。

ALCパネルにオススメの塗料

下塗りに微弾性フィラーを使い、上塗りは、サイディングと同様に水性のシリコン塗料やラジカル塗料を使用するのが主流です。

価格は高くなりますが、フッ素塗料などの耐久性が高い塗料は、防水性が長く持続するのでオススメです。

まとめ

ALCパネルは、耐久性や耐震性、耐火性や断熱性が高い、優れた外壁材です。但し、ALCパネル自体に防水性能は無いため塗装で補う必要があり、定期的なメンテナンスが必要です。

また、弾性塗料で塗装を行うと、膨れなどが生じる可能性があるので注意が必要です。

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