シリコン塗料の特徴と単価

シリコン塗料は、塗装業者から最も提案されることが多く、スタンダードな塗料です。

価格と耐久性のバランスに優れいてますが、デメリットもあり、近年は、ラジカル塗料に主流が変わりつつあります。

このページでは、シリコン塗料のメリットとデメリット、代表的なシリコン塗料について紹介しています。

シリコン塗料はどんな塗料なのか?


シリコン塗料は、シリコン樹脂やアクリルシリコン樹脂を主成分とした塗料を指します。


1液と2液がある


1液は、一斗缶を空けてそのまま使用する塗料で、2液は、一斗缶の塗料に硬化剤を混ぜて使用する塗料です。1液は、価格と耐久性が低い傾向があり、2液は、価格と耐久性が高い傾向があります。


水性と油性がある


水性は、水で希釈している塗料で、油性は、溶剤で希釈している塗料です。耐久性は、油性が優れていますが、価格が高く臭いがあるといったデメリットがあります。


シリコン塗料のメリット

価格と耐久性のバランスが良い


価格と耐久性のバランスに優れているため、現在の主流で戸建ての塗り替えで、約7割がシリコン塗料を採用しています。

但し、近年は、ラジカル塗料に主流が移行しつつあります。ラジカル塗料は、シリコン塗料と同価格帯ですが、耐久年数が3~5年程度長いためです。


汚れにくい


塗膜に撥水性があるため、雨や泥、埃などを弾くため汚れが付着しにくいです。


光沢保持率が高い


ツヤありは、光沢保持率が高く、ツヤが長い期間にわたって持続します。


塗料の種類が多い


水性1液型、油性1液と2液の3種類があります。


シリコン塗料のデメリット

扱いにくい


粘度が低いため、顔料が沈殿しやすいため、頻繁に撹拌するい必要があります。また、付着性が悪いため、DIYには不向きです。


重ね塗りがしづらい


塗膜が硬く撥水性があるので、重ね塗りがしづらい特徴があります。そのため、下塗りのシーラーやフィラーを適切に施工する必要があります。


ヒビ割れが発生しやすい


塗装から年月が経過すると、塗膜が硬くなって追従性が悪くなるため、ヒビ割れが発生しやすいです。


シリコン塗料の施工単価(m2)はいくらくらいか?


1平米当たりの単価は、1,800円~2,800円前後です。


シリコン塗料はこんな方にオススメ


コストパフォーマンスを求める方にオススメです。期待耐用年数の通り8年から12年と定期メンテナンスの期間通りの標準ランクの塗料です。


代表的なシリコン塗料

塗料1

ファインシリコンフレッシュ:日本ペイント:2,600~3,200円/m2

塗料2

クリーンマイルドシリコン:エスケー化研:2,500~3,000円/m2

塗料3

セラMシリコン2:関西ペイント:2,300~3,000円/m2

塗料4

サーモアイSi:日本ペイント:2,600~3,000円/m2

塗料5

クールタイトSi:エスケー化研:2,400~2,800円/m2

まとめ

シリコン塗料は、価格と耐久性のバランスが良いため、現在の主流のスタンダードな塗料です。但し、近年は、ラジカル塗料の方が価格と耐久性に優れているため、主流が移行しつつあります。

汚れに強く光沢保持率が高いといったメリットがありますが、塗膜が硬くヒビ割れの発生や重ね塗りがしづらいといったデメリットもあります。

スタンダードな塗料なので、塗料を選ぶ際は、シリコン塗料を基準に他グレードの塗料と比較検討してみてはいかがでしょうか。

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