塗料グレード

塗料には数多くの種類があり、グレードによって耐久年数や価格などが大きく変わってきます。グレードは塗料選びの際にとても重要なポイントになるので、それぞれの特徴を知っておくことは大切です。

このページでは外壁・屋根塗装で使われる塗料のグレードについて紹介します。

外壁・屋根塗装で使う塗料のグレードとは

塗料のグレードとは

塗料のグレードは7つあり「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「ラジカル制御型」「フッ素」「光触媒」「無機」に分類されます。

各グレードの大きな違いは耐用年数で、耐用年数が長くなれば価格も高くなります。また、一般的によく使用されているグレードはシリコン塗料です。

耐用年数とは

耐用年数とは塗料がどれくらいの期間持つのかを表したもので、各メーカーが促進耐候性試験と呼ばれる試験を行い、発表します。

この試験は、太陽光よりも強い光を当てて早く劣化させ、数年後の劣化状態を確認することができます。

ただし、あくまでも室内で行われる試験なので、塩害や凍害、雨など劣化の要因になる条件は含まれていません。

そのため、実際に外壁に塗装をして太陽光や雨風などの影響を受けると、耐用年数より早く劣化してしまうことがあります。

塗料のグレード別、耐用年数と単価

アクリル

耐用年数:5~7年 単価:1,400~1,600円

7つのグレードの中で最も安価な塗料ですが、汚れやすく耐用年数が短いため、現在ではほとんど使用されていません。

代表的な塗料
日本ペイント:オーデグロス
関西ペイント:アレスアクアグロス
エスケー化研:水性コンポアクリル

ウレタン

耐用年数:8~10年 単価:1,700~2,200円

ひと昔前までは主流でしたが、現在ではあまり使用されていません。ただ、密着性に優れているため、付帯部などの剥がれやすい部分に採用されることがあります。

代表的な塗料
日本ペイント:水性ファインウレタン
関西ペイント:セラMレタン
エスケー化研:クリーンマイルドウレタン

シリコン

耐用年数:10~15年 単価:2,300~3,000円

現在最もよく使用されている塗料で、耐用年数と価格のバランスが良いのが人気の理由です。各メーカーからも多くの商品が販売されています。

代表的な塗料
日本ペイント:水性シリコンセラUV、ファインシリコンフレッシュ
関西ペイント:セラMシリコン、アレスアクアセラシリコン
エスケー化研:クリーンマイルドシリコン、プレミアムシリコン

ラジカル制御型

耐用年数:12~15年 単価:2,500~3,000円

他のグレードと比べて実績が少ないですが、人気が出てきている塗料です。価格はシリコンと同程度でありながら、耐用年数は長く期待できるため、今後主流となる可能性があります。

代表的な塗料
日本ペイント:パーフェクトトップ
関西ペイント:アレスダイナミックTOP
エスケー化研:エスケープレミアムシリコン

フッ素

耐用年数:15~20年 単価:3,800~4,800円

耐用年数は長いですが価格が高いため、一般住宅ではあまり使用されていない塗料になります。大型物件で採用されることが多く、東京スカイツリーやレインボーブリッジなどにも使われています。

代表的な塗料
代表的な塗料
日本ペイント:サーモアイ4F
関西ペイント:ファイン4Fベスト
エスケー化研:クールタイトF

光触媒

耐用年数:15~20年 単価:4,200~5,000円

セルフクリーニング機能や空気浄化効果が期待できる塗料です。ただ、トラブルが多く、さらに圧倒的なシェアを誇ったTOTOのハイドロテクトコートの生産も終了したため、あまり使用されなくなってきています。

代表的な塗料
ピアレックステクノロジーズ:ピュアコートANプラス

無機

耐用年数:20~25年 単価:4,500~5,500円

最も耐用年数が長く、価格が高い塗料になります。大型物件で採用されることが多く、一般住宅ではほぼ使用されません。

代表的な塗料
日本ペイント:ダイヤモンドコート
関西ペイント:ムキフッソ
エスケー化研:セラミタイトペイント
アステックペイント:無機ハイブリッドコートJY、無機ハイブリッドクリヤー

こんな塗料を勧める業者には注意!

耐用年数が30年以上の塗料

業者の中には「30年以上持つ塗料です!」などと言い、優れた塗料のように思わせて契約しようとする場合がありますが、現在耐用年数が30年以上の塗料はありません。

さらに、そのような塗料を提案してくる場合、自社のオリジナル塗料のことが多いですが、オリジナル塗料は大手のメーカーと違い、詳細や実績が不明なので信頼性に欠けます。

塗料の単価が高額

塗料の単価は高いものでも、㎡あたり6,000円ほどなので、10,000円以上する場合は注意が必要です。

また、見積書にシリコンで単価3,000円と記載しているため適正価格だと思っていても、実は3回塗りの単価ではなく、1回塗りの単価だったということがあります。

気づかずに契約すると、塗料は基本的に3回塗りなので、相場の倍以上の費用がかかってしまいます。見積書の記載の仕方によっては見落としてしまう可能性もあるので、必ず確認するようにしましょう。

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